組織内において適切なサービス、アプリケーション、およびリソースへのアクセスを管理することは極めて重要です。特に臨床試験では、製薬企業内のチームと外部の臨床試験支援スタッフが連携して業務を行うため、慎重な管理が求められます。
Study Data Access Management ソリューション(SDAM)は、Process Automation、Agentic AI、および Data Fabric を活用し、アクセス要求の申請、プロビジョニング、管理、およびモニタリングを安全に実現します。
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従来のアクセス申請管理方法
一般的に、組織内のユーザーは、ヘルプデスクのチケットシステムや Email などの従来型チャネルを通じてアプリケーションへのアクセスを申請します。これらの要求は管理者または資産所有者によって処理されます。この従来型のアクセス申請・付与プロセスは時間を要し、生産性を低下させ、場合によってはセキュリティリスクを生み出します。
Email によるアクセス申請では、申請から承認または却下に至るまでの可視性と説明責任が十分に確保されません。また、申請内容の変更が必要な場合には、多くの手作業による追跡が必要になります。
従来のアクセス申請管理には、以下の課題があります。
- Email および Excel ベースの申請への依存
- アクセス申請の処理時間に関する自動レポート機能の欠如
- ユーザーに付与すべきアプリケーションを判断するためのプロセスが非標準的で時間を要する
- 各アプリケーションのプロビジョニングにおける手作業と反復作業が多く、ミスが発生しやすく非効率
- アクセス申請の現在のステータスに関する可視性の不足
Process Automation、Agentic AI、および Data Fabric を基盤とする Study Data Access Management ソリューション
Study Data Access Management ソリューションは、システムやリソースへのアクセス申請、承認、およびプロビジョニングに関する既存の手作業プロセスを自動化します。モダンな業務アプリケーションとして、優れたモバイル対応ユーザー体験を提供します。
ユーザーは、AI Agent に Email を送信するだけでアクセス申請を作成できるほか、直感的なフォームへの入力や Excel テンプレートのアップロードによって自動処理を利用できます。
このソリューションは Data Fabric を利用して ServiceNow と連携し、臨床試験システムへのアクセスプロビジョニングを実行するとともに、すべての申請状況を統合ダッシュボードで管理します。
申請が開始されると、SDAM は以下を実行します。
- 各ユーザーについて、選択された業務ロールに基づき必要なアプリケーションおよびアクセスレベルの一覧を取得
- 承認およびプロビジョニングの業務プロセスを実行し、ServiceNow を通じて申請を完了
- 申請完了時に申請者へ通知
- AI CoPilot を活用し、ユーザーアクセス申請に関連する企業データの探索を支援
すべてのアクセス申請は、申請者およびシステム管理者に対して完全な透明性をもって進行します。各ユーザーは自分自身の申請状況を確認でき、システム管理者はすべてのアクセス申請を確認できます。
Study Data Access Management:従来方式と SDAM の比較
SDAM が提供する主な機能
- ワークフローベースのソリューションを通じて、ユーザーが直接アクセス申請を提出可能
- ユーザーは業務ロールと試験を選択するだけで、必要なアプリケーションアクセスが自動的に割り当てられる
- 申請者、管理者、および業務責任者は、権限に応じた可視性で申請状況を確認可能
- ServiceNow とシームレスに連携し、インシデントを自動生成するとともに、ステータスや更新情報をアクセス申請レコードへ統合
- 自動レポーティングにより、ボトルネックやプロセス非効率をリアルタイムで分析し、継続的改善を支援
- 処理時間の短縮
| 従来の Excel ベース運用 | SDAM |
|---|---|
| Email や Excel シートによるプロセス管理に依存 | Process Automation により、申請・承認・プロビジョニングを含む全プロセスを自動化 |
| 申請者は詳細な Module / Environment / Role Matrix を確認して申請内容を決定する必要がある | 申請者は業務ロールを選択するだけで、SDAM が必要なアプリケーションを自動的に割り当て |
| 社内試験チームが申請を受領・処理し、Email によりプロビジョニング管理者へ承認を通知 | ユーザーは直接アクセスを申請でき、適切な Team Lead へ自動的にルーティングされる |
| プロビジョニングおよびアクセス削除の処理時間測定は手作業 | アクセス申請の処理時間を自動的に記録 |
| すべてのアクセス申請を手入力で登録 | AI Agent への Email または Excel のアップロードにより迅速に申請可能 |
主な特長
設定可能な業務ルール
エンドツーエンドの自動化
プロセスの可視化
処理時間の短縮
分析とレポーティング
Agentic AI を活用したコミュニケーション
AI による分析